選挙で投票しない権利

参院選が近付いているが、誰に投票していいのか分からない人は投票しないで欲しい。選挙の度に書きたいと思っているので、以前書いたような気もするが、今回も書いておく。

もちろん、投票する権利は誰にでもある。それを禁止することは誰にもできない。しかし、これは権利である。義務ではない。行きたくなければ行かなくてもいいのだ。

誰に投票すればいいか分からないので適当に投票してみた、それが圧勝してしまった。その結果、大不況になり、失業率が激増し、年金が支払われななって消費税20%を検討する、そんなことになったら、損害を与えるような人を選んだあなたは、選んだ責任がある。ちゃんと責任が取れるのか?

そこをよく考えて欲しい。

自分一人が被害にあうのなら、勝手に投票して勝手に被害にあえばいい。しかし、選挙の結果は全国民に影響するのだ。あなたの一票で、その他大勢が迷惑するのだ。

もちろん、よく考えてこの政策がいい、この人が望ましい、そう判断したのなら投票すべきだ。それが間違いだとしても、人間誰でも間違いはある。判断ミスもある。そのミスが仕方ないものなら、個人的には責める気はしない。

しかし、誰に投票していいかよく分からないから適当に投票するというのなら、もはや次元が違う。そのような無責任なことをする位なら、誰にも投票しないで他の人達の判断に任せるというのも、ある意味正しい判断の一つになるだろう。

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今の16歳に投票権を与えてもよいか

東京都の『原発』都民投票条例。否決されたそうだが、今回はその点は特に問わない。気になったのは投票権を与える年齢である。

原案では16歳以上に投票権を与えよという主張だったそうで、関係者がラジオで16歳という年齢を設定した理由を説明していた。一つは、原発は若い人達により大きく影響するだろうから、低い年齢の人の意志も反映した方がいい。これはまあそうかもしれない。もう一つ、16歳という年齢になれば、きちんと勉強して考えたら、正しく判断する能力は十分にある、そういう趣旨だったと思う。

Yahoo!知恵袋を一度読んでから、ぜひ同じことを言ってみて欲しい。

知恵袋が若者の姿を正しく示しているとは思っていないが、私には、今の16歳の中に正常な判断ができるとは到底思えない人がかなりの数混ざっているというのが現実であるように思える。

じゃあ投票権を与えるのが何歳ならいいんだ、と言われそうなので先に書いておくと、個人的には16歳に賛成です。なんだそりゃ?

だって、温暖化を避けるためにCO2を削減しようとか、ペースメーカーが誤動作するから優先席では携帯の電話を切れとか、大人の判断力だってその程度のものでしょ。16歳以上に範囲を広げたって大した違いはないさ。ちなみに、今の民主党を選んだのは誰でしたっけ?

正常に判断できる年齢を待っていたら30歳とか40歳になってしまう。重要なのは、民意であれば大誤判断となっても納得できるのか、ということ。多数決という手段を採用するのであれば、正しく判断することは、最初から期待すべきではない。

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鳩山総理が辞任してしまったようだが

小沢氏も道連れということで、大変なことになったようだ。こんなタイミングで辞任したら、次の参院選で惨敗した場合にもう一人辞めないといけないので、トップ3が居なくなってしまうのでは。

鳩山氏が首相になった後、マニフェストは4年間かけて実現する。実現できなかった場合は責任を取る、というようなことを言ったはず。途中棄権ってアリなのか?

まあでもどこの党でもいいからとにかく、NHKの受信料廃止を公約にしてください。次の選挙はそこに投票するから。ついでにダビング10も廃止してくれるとありがたい。

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