守るべき命に差はない
国会で立憲民主党の蓮舫代行が「指定病院ではオリンピック・パラリンピック選手と搬送困難事案の患者のどちらを優先するか」と菅総理に質問した。総理が具体的な答弁をしたところ、蓮舫代行は
「総理、日本国総理として答弁はたった1つ。『国民が優先される』でしょう。守るべき命は国民ではないか」
と批判した。
確認してみたが、蓮舫さんは中華民国籍で生まれている。父は台湾人、母は日本人だ。何がいいたいかというと、蓮舫さんの発想が日本人的ではないということだ。そこには両親の思想が受け継がれているのではないだろうか。
日本の総理が守るべき命は日本国民ではない。日本が、日本国民が守るべき命は、日本人だけではなく全人類、全員の命だ。そこに国籍の優劣はない。自分の命だけでなく、隣にいる人の命も同じように守ろうとする、そして、オリンピックのような場では、むしろ国民よりも招待した海外選手の命を優先すべきかもしれない、それが日本的な発想だろう。
アメリカファーストとか都民ファーストという思想もあるが、それは日本的な発想ではないのである。日本は「ファースト」ではなく「和」をもって貴しとなす国なのだ。
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