係員の指示
女性専用車両の件。ニュースで見たが、乗り込んだ複数の男性に対して、駅員さんは外に出るように指示していないのだろうか? それがちょっと気になった。
係員の指示に従うというのは、鉄道に限らず、イベント会場とか、私有地では常識だと思うのだが、同様に、駅構内や車両内では係員の指示に従う、というのは常識だと思う。
法的な根拠は、というので調べてみたら、鉄道営業法という法律に面白い条文があった。第三十四条。
制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス
一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ
二 婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ
注目したのは二の「婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ」なんだけど、現状では鉄道各社は女性専用車両はこれに該当しないと解釈しているらしい。そもそも誰でも乗れるということだ。実際は、子どもや付き添いの男性は乗っていいという了解があったはずだけど、これに該当するとなれば、男の子も入れなくなるのかな。
これはまあ余談として、次が本題。第四十二条だ。
左ノ場合ニ於テ鉄道係員ハ旅客及公衆ヲ車外又ハ鉄道地外ニ退去セシムルコトヲ得
(一~三 略)
四 其ノ他車内ニ於ケル秩序ヲ紊ルノ所為アリタルトキ
つまり、電車内で秩序を乱すような人がいたら、鉄道係員は車外に出すことができるというのである。今回のケースで、男性が秩序を乱したのかというと、個人的には降りろコールを誘発するような行動なのだから「乱した」と考えたい。
ちなみに、女子トイレに男性が入って逮捕されることがある。これは建造物侵入罪だそうだ。列車は建造物じゃないから逮捕できないってことらしい。
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