平積みになっている本
書店で平積みになっている本は何かというと、一つ確実に言えるのは、たくさん入荷しているということ。普通に書棚に置いたら独占してしまって、買う人の選択肢が狭くなってしまうのを避けるために平積みにする。
勘違いしそうなのが、よく売れているとか、よく読まれているということ。短期的にはそうなるのかもしれないが、大量に入荷するのは書店が売りたいと思っているとか、書店の視点で売れると判断したとか、そこは言えるとしても、読者が期待しているものであるとは限らない。
最近どうも平積みになっている本にいまいち感がある。思考操作されているような気がする、というのは勘繰り過ぎだろうか。
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コメント
「たくさん入荷」してても、一冊だけ棚において残りは棚の下の引き出しの中とかバックヤードとかという手はありますが…。
投稿: のぐー | 2016.07.17 14:34
「大量に入荷」するのは「書店が」じゃなくて「出版社や取次が」売りたいと思ってるとか売れると判断してるのでは。
書店が判断して大量発注しても全然入荷しないという事例もあるようだし。
投稿: のぐー | 2016.07.17 14:40