電池が切れたら分かるような時計というのは
すのものの「いろいろ」(その182)を拝見したら、
液晶式デジタル時計の利点の一つは、電池が切れると表示も消えること
というのがあったので。
針式の時計だと、電池が切れても針はどこかを指しているから、それが正しい時刻だと思い込むおそれがあるのだ。
なるほどー。
確かにそれはありそうだ。一瞬で見るときは特にそうである。
秒針があると動いていないことに気づくかもしれないが確実である保証はない。
ただ、不思議なことに、時計が止まっているのに動いていると錯覚した経験は記憶にない。
すごくずれていたら必然的に分かるからで、
実は止まってから数分程度のときに気づかなかっただけかもしれない。
ていうか、液晶式アナログ時計でも表示は消えそうな気がする。
昔は機械式デジタル時計というのがあった。
時刻表示の数字がパタパタとめくれていく仕組みだったと思うが、そういうのは今もあるのだろうか?
だったら、電池が切れたら針が消える時計を作ればいい?
それもアリだと思う。消すというのは難しそうなので、消さずに済む方法を考えてみたが、
すぐに思いついたのが「電池が切れたときに時刻としてあり得ない位置を指す」という方法。
例えば、長い針も短い針も6時の位置を指す。
実際に見たことはないのだが、5時半か6時半か悩むより前に、おかしいことに気が付くと思う。
電池が切れたら色が変わる、というのはどうだろう?
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コメント
色が変わる、いいですね。電源が入ってないときの色が文字盤と同色なら、針が消えるのと似たようなもん?
投稿: jiangmin | 2008.07.16 01:43
> 実は止まってから数分程度のときに気づかなかっただけかもしれない。
なるほどー。
> 「電池が切れたときに時刻としてあり得ない位置を指す」という方法。例えば、長い針も短い針も6時の位置を指す。
なるほどー。力尽きて両腕をだらーんとさせたような感じですね。
投稿: すのもの | 2008.07.16 01:53
文字盤と同色というのは面白いですね、あるいは文字盤の色を変えるとか、文字盤に「切」という字を浮かび上がらせるという手も。
だらーんというのは言い得て妙でして、掛け時計や置時計のように重力で針を下げられる場合に、力をかけない状態を想定していました。
もしそのような自然の力を使わない場合、電池が切れた状態でどうやって針を指定の位置に動かすかという大問題が発生します。
投稿: phinloda | 2008.07.17 01:51
電池が切れそうになったらその位置まで動かして、とするんじゃないでしょうか。
投稿: すのもの | 2008.07.18 01:51
「こんなこともあろうかと、予備の電池を入れてあります」とアナウンスしてから移動するとか。
あれ? 予備の電池があるのならそのままそれで時刻表示すればいいのか? ううむ、奥が深い…
投稿: nekurai | 2008.07.27 13:32