少し地方に行くとバリアだらけの駅というのはどういうことだ
道路整備に何千億円かけるのは労働を生み出すためだという説もあるのだが、無駄なモノを作る余裕が日本にあるのか、とまでは言わないが、もっと先にやるべき工事がいくらでもあるのではないか。毎年のように「最大規模の記録的大雨」で洪水になったり土砂崩れで被害者が出るのが美しい国だというのもいいかもしれないが、昨日気になったのは駅のことである。
上り線に乗るには、階段を上って向かい側のホームに行くしかないのだが、そこにいる人が殆どお年寄りなのだ。杖をついている人もいた。エスカレーターを設置しろ、といっても予算がないのかもしれないが、実はこの駅、私はそのホームの向かい側方向から電車に乗ったのだが、改札が1箇所しかないから、まず、改札からホームに入るために、階段のある歩道橋を渡って改札側の道路に出ないといけないのだ。さらに、ホームに杯ってから、階段を上がって線路の上の通路を通り、目的のホームに行くのだが、要するに、線路の両側に改札があれば一度も階段を使わずにホームに入れるはずなのである。
この階段は、杖がないと歩けない人にはかなり辛いと思うのだが、階段を上り下りしないと電車に乗れないから仕方ないのだ。
もちろん、階段なしで駅に入ることもできるのだが、かなり遠回りになるし、ホームに入ってからはどうしようもない
。
別に地方と言わなくても、東京にだってそういう駅はあるのだが。
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コメント
反対向きのに乗って島式ホームの駅で折り返す、って手があります。運賃を余計に払わなければなりませんが。
投稿: すのもの | 2007.12.10 02:33
>運賃を余計に払わなければなりませんが。
改札を出なければ運賃は関係ないような気がします。
投稿: のぐー | 2007.12.15 14:07
事実上はそうですが、規則では必要だ、と聞いたことがあります。
投稿: すのもの | 2007.12.16 17:50