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特別定額給付金の申請用紙

Yahoo! ニュースに出ていた「特別定額給付金の申請 「希望しない」の勘違いチェックに注意」の件。個人的には、こんなので勘違いする人には受給資格はないと言いたいところだが、本当にこれで希望しているのに「希望しない」にチェックする人が続出しているのなら、日本はやはり教育を根本的に考え直した方がいい。

というのはさておき、面白いのは練馬区の例である。

練馬区はホームーページに書類の見本を掲載し、チェック欄について「受け取りたい方はチェックしないでください」と大書して注意を呼びかけている。

これは練馬区の「特別定額給付金について」というページを見れば分かる。ただし、郵送される「記入例」には、このような大きな文字の記述はない。とはいえ、赤の太文字で下線まで引いて「希望されない方」と書いてあるのに無視するというのは、かなり豪快な神経と言っていいのか、あるいは最初から読む気がないのか。

一つ指摘しておきたいことがある。申請書は総務省が見本を出し、それを元にして自治体が作成しているので、見本と実物には差異がある。Yahoo! ニュースに出ている画像は、総務省の見本だ。この見本の方は、チェック欄の上に「給付金の受給を希望されない方はチェック欄(□)に×印をご記入ください。」と書いてある。練馬区が作成した申請書には、チェック欄の上にはこの記述がなくて、すこしズレたところに配置されている。これがまずよくない。

私はUI、ユーザビリティが専門なので、こういう場合にはどうデザインすればいいかと聞かれたら、私ならチェック欄は□だけでなく、「□(受給を)希望しない」のように、□の右に、それをチェックしたらどうなるのかを表示する。これを各行に書いておく。希望しないということが重要なので、「受給を」は書かなくてもいい。

蛇足しておくと、練馬区のページの例では、氏名も合計金額も印刷されていないのだが、送付されてくる記入例には、サンプルの名前と金額が印刷されていて、金額を二重線で消して赤字で書き直した例になっている。

2020052001

しかし、実際に送られてくる申請書には、世帯の氏名は印刷されているが、合計金額は印刷されていない。そこに合計金額を書けとも指示していない。Web には「忘れずに合計金額をご記入ください」と書いてあるが、記入例には「誤りがある場合は、赤字で訂正してください」となっている。合計金額に何も書いてないのは「誤りがある」に該当するのか、つまり合計金額は赤字で書くのか、それとも黒字でいいのか、というクダラナイ所で悩んでしまう。

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