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自民党は衰退しました

先の都議会選挙、自民党は惨敗という結果を受けて反省しているようだが、本当に原因を分析できているかどうか、どうも怪しいような気がする。

私見としては、今回の選挙で自民党が猛烈に反省しなければいけないポイントは2つあると思う。

まず、稲田防衛大臣の対応。誤解発言があった時点で、選挙に影響があることは明白なのだから、すぐに解任すべきだった。

これは都民ファーストの会の戦術を見習うべきだ。都民ファーストの会は選挙対策として、6月1日に小池都知事を代表にした。目的は明らかで、そうすることで、小池シンパからの票が集まるからだ。つまり、選挙期間中に最も重要なのは、どうすることで票が取れるか、どういう要素で票が逃げるか、つまり票の動きを読むこと、その一点なのに、自民党はそのことを十分自覚してなかったのではないか。

もちろん、防衛大臣のような要職を簡単に入れ替えることはできない。引継ぎのコストだけでも膨大になるし、各方面に悪影響が出る。しかし、この問題への対応は簡単で、選挙が終われば復職させればいいのである。

実際、小池氏は選挙終了後すぐに代表を辞任している。選挙が終われば、代表にいる必然性はないし、デメリットが大きいと判断したのだろう。流石である。自民党もそういう所は積極的に見習わないといけない。

もう一つは秋葉原の安部総理の演説。

「カエレ」コールは当然想定していないとおかしいし、ないとは思うが、万一想定外だとしたら、情報収集能力が破綻しすぎている。反自民に対応できる人数のシンパをなぜ事前に配置しなかったのか、わけがわからない。「こんな人たちに任せていいのか」という前に、そんな人たちの好き放題にさせた戦犯がいったい誰なのか、党内をよく洗い出すべきだろう。

仮に印象操作に敗れたというのであれば、その現実を猛省して、今後はより積極的に、印象操作を行うことも視野に入れた行動を取るべきではないか。

個人的には、今回の都議会選の自民党には、選挙に勝とうという意欲がまるで感じられなかった。それどころか、選挙しようという意志が見えなかった。歴史的大敗という報道もあったが、個人的に言わせてもらえば、歴史的退廃である。あれでよく23議席も取れたものだと思う。

都民や国民は理論では動かない。印象で動くのである。その現実を忘れてはならない。

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