書評: オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史
書評って程のことを書くつもりはないんだけど、検索するときにキーワードで使っているのでとりあえず。IRCでガッチャマンの実写版がなぜ不評なのかという話になって、そりゃもうアレだろという所で何の本に出てたっけ、考えてもその時は分からなかったのだが、今日たまたま書店で見つけた。この本に書いてある。
オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)
この文庫本の帯に、町山智浩氏の解説から、
「ガッチャマン」がアメリカで大ヒットしたポイントが白鳥のジュンのパンチラだったことを指摘した資料はこれだけだろう
という文章が引用されていて、何の話じゃと思った人が思わず買っているのではないかと。原文では、この話題はガッチャマンのシナリオが原作を殆ど留めないまでに改作されていることを批判的に指摘し、その上で、
しかし、それら(暴力シーン)を取り除いた後でもアメリカ製アニメに比べるとはるかにアクションはダイナミックだった。それにキャラクターが一人として死ぬ場面がなくても、視聴者は白鳥の純のパンチラ・キックで十分満足した。 パンチラは放送を許されたのだ。
(p. 100)
という程度の話なんだけど、じゃあ今度の実写版はどうよ、という話の流れになるわけだよ、chatでは。
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