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金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の7行目が分からない

詩人である。国語の教科書に詩が使われているのだが、私の時代には出ていたろうか。記憶にない。

1930年没。著作権保護期間は切れている。「私と小鳥と鈴と」は、次のような詩だ。

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

NHKのサイトと、小学校の国語の教科書に出ていたのを参考にした。ネームバリューというか、NHKと小学校の国語の教科書という、最も手間をかけてチェックしているだろうところと表現を合わせたので、これで間違いないのではないかと思う。

分からないのは、この詩の次の箇所だ。

あの鳴る鈴は私のように

ここだけ読点(、)が付いていない。

小学校では理由をどう教えているのだろうか、訊ねてみたのだが、そんなことは誰も気付いていないらしい。スルーしているようだ。小学校の教科書に出ているから、ネットで指導方法を解説しているサイトがたくさんある。いくつか拝見したが、やはり、句読点について説明したサイトはなかった。

そもそも、読点が付いているページも結構あるようだ。ちがっていても、いいのかな?

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コメント

自筆原稿か、初出の雑誌・本に当たるしかないかも。その前に、「金子みすゞ記念館」に問い合わせてみては?

投稿: すのもの | 2011.09.03 22:07

みすゞの詩の句読点の一部欠落の理由は、彼女の詩が編集者のチェックを経て出版されたものではなく、手帳に書かれたためかと思われます。みすゞの詩はタイトルの重複が多く、また漢字の使用不使用などはかなり不統一です。たとえば「私」と「わたし」、「見えない」と「みえない」など。この理由を探ろうと小生は彼女の詩を何度も読み返しました。しかし彼女はそれでいて七五調という韻律にはかなりこだわっています。だから、句読点の欠落まで気が回らなかった。あるいは気にも留めていなかったというのが理由かと思います。しかし、みすゞの詩の句読点が気になる人にははじめて会いました(会ってないか)ので、書き込みました。

投稿: 高遠信次 | 2011.11.01 02:45

わたしの息子も今日、この事について
先生に聞いたそうです、
わからない…とのことだったそうです。 
小学校3年です。

投稿: こんばんわ | 2016.09.06 22:56

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