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書評: 女子中学生の小さな大発見 special edition


Pさんはこの本の実験報告を数えました。520件ありました。思ったより多いな。


夏休みですね。小学校、中学校の夏休みは、で自由研究という課題が出ていますか。自由にやれと言われてもなかなか思いつかないという人もいるでしょう。そういう人におすすめな一冊がこれ。


女子中学生の小さな大発見 special edition


女子中学生が理科の実験や観察をして発見したことを短文で書いたもの。
短文というのが非常に短い。
例えばこんな感じ。

Sさんは、シャボン玉の作り方に「砂糖を入れる」と書いてあったので、砂糖以外のものを入れてみました。ソース入りは弾力があり、塩は大きいけどすぐ割れ、酢ではできません。


発想がさりげなく凄い。


高校生だとなぜそうなるかの考察まで必要かもしれない。
何でも入れてみるというのは、知ってしまえば誰でも思いつきそうな発想だけど、そう簡単には出てこないものである。
先入観がないのがよいのだろうか、思いつかないようなことを平気でやっている。


定番かもしれないが、いろんなモノを数えるというのもいい。
シシャモの卵とかタラコを数えるというのは結構難しいと思うのだが、

Sさんはメロンの種を数えました。693個ありました。


このあたりなら、夏休みの自由研究として楽にできる範囲内だろう。
少し頭のいい人は、一部分を数えて全体を推測するようなこともしているが、
そんなことは思いつかずに力技で数えている人が多かったりする。


この本が単に実験レポートで終わらないのは、
表現の絶妙な面白さにある。

Uさんは、いろいろな物を熱してみました。塩は焼き魚の匂いがして、マヨネーズはポテトチップの匂い、砂糖は甘い匂い、マーガリンはものすごい匂いがしました。


焼き魚の匂いって実は塩の匂いなのかもしれない。しかしマーガリンが気になるよな。
検証とか何もないから、同じことをやっても同じ結果になるとは限らないけど、
そういう所も含めて、やはり夏休みの自由研究にはとても参考になりそうな本なのだ。


ちなみに、文庫本も出ている。
ただし、こちらは読んでいないので、内容が同じかどうか分からない。


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