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ノートで勉強するのとパソコンで勉強するのはどちらがいいか

パソコンで学習することがノートの学習よりも劣る点は何か、という質問が知恵袋に出ていたので考えてみた。もちろん、ノートで勉強するのは常識である。字を書かないと覚えられないからだ。まず、デメリット。

手で書くよりも覚えにくい

手書きとパソコン入力は、脳に対する影響が違う。簡単にいえば、手で書いた方が覚えやすい。

書く練習にならない

受験勉強を想定してみる。試験で高得点を取るコツの一つは、字を早く綺麗に書くことだ。これだけで得点が1割、2割違ってくる。特に「早く」というのは問題を解くのに使う時間を左右するから、大変重要だ。字が汚いとエラーを誘うことにもなる。

結局、たくさん書いて、書く技術を磨く必要がある。パソコンにいくら熟練しても手書きの技術は上がらない。

文章以外の複雑な内容を書くのには手間がかかる

ちょっと図を書いたり、2次元的に使った書き方をする場合に、ノートに書いた方が圧倒的に短時間で済む。

故障することがある

バックアップは当然として、パソコンが故障したときにどうやって勉強するかを考えておく必要がある。紙のノートは故障しない。

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しかし、パソコンを使った学習が優れている部分もあるだろう。考えてみた。

保存した内容を簡単に検索できる

今のパソコンは、勉強した内容を全て1台に記憶するのに十分な容量を持っている。小学生から大学受験までに学んだ全教科の内容をすべて1台に入れておくことができる。それを瞬時に検索して、確認することができるはずだ。

例えば「大化の改新」という言葉でパソコン内を全文検索すれば、今までにそれを学んだときのファイルを一覧することができるだろう。

リンクを使って関連付けができる

他のページにリンクしておけば、一瞬で他のページを参照するようなデータができる。

編集が楽

大量のドキュメントの順序を入れ替えたりするのは、ノートだと不可能に近いことがあります。

ソフトウェアと連携できる

例えばキーワードを指定しておき、そこだけ穴埋め問題にするようなソフトを使えば(そのようなソフトがあるかどうか知らないが、作るのは簡単でしょう)、ノートが問題集に早変わりする。間違ったところだけ pick up して再度出題したり、理解度をグラフにして達成度をみながら何を勉強するか決めたり、といった応用も可能。

インターネットと連携して調べ物に使うことができる

詳しく説明する必要はないだろう。

書いた内容をインターネットに公開して共有できる。

中学生や高校生のときに、夏休みの宿題を友人と一緒に片付けた経験はあるだろうか。ハルヒにもそのようなシーンが出てきたが、一緒に勉強するには、同じ場所にいるという条件が必要になる。しかし、インターネットを使えばその制限がなくなる。

完全公開しなくても、SNSのようなサービスを使って友達で公開し合う方法もある。ネットで公開した内容は、他の人が参考にしたり、間違いを指摘したりできるし、よりクールな解法を指摘してもらえる場合もあるかもしれない。

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実際、「ノートに書く」を選択しないというのは有り得ないし、前述したようなパソコンのメリットが実践できる人は少ないと思われる。教科書の電子版ってないのでしょうか?

とりあえず、個人的には、両方というのをおすすめしたい。基本的にノート、まとめとして、ブログにその日勉強したポイントを書く。中学1年、あるいは高校1年から卒業まで続ける、というのがモチベーション維持の意味ではよいと思う。

勉強ブログというのは見た記憶がないのだが、そういうのを3年間続けると、かなり価値が高いコンテンツになるはずだ。

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