エンゼルバンクの「AK45」とゆとり教育の関係
ゆとり関係ないだろ、と言われそうな気がしないでもないが、問題はこうだ。「A」「K」「4」「5」の4枚のカードがある。この場合に「カードの片側にローマ字の母音が書いてあれば、その裏面の数字は偶数である」というルールが成立していることを確認するには、最小限どのカードをめくればよいか。
モーニング2009年25号、26号に出てくる問題なのだが、この問題の正解率が4%と書いてあったからびっくりした。1分で解く問題らしいのだが、もちろんこんなのは10秒で解ける。まずAをめくってみる、これを間違える人は流石にいないはずで、いくら何でもこれを間違うというのはゆとりどころではない。
あとはK、4、5だが、この種の問題は中学校で習った対偶というのを使えば簡単に解ける。対偶は元の命題と同値であるという法則を使えば、このルールは「裏面の数字が偶数でなければ、カードのもう片側にはローマ字の母音が書いてない」と同値である。つまり、5をめくってみて、裏が母音でないことを確かめればいい。
この簡単な問題の正解率が4%というのは、もしかして最近は「対偶」という概念を教えていないのではないかと思ったのだ。私は確か中学校で習ったような気がするのだが…。
漫画では「簡単な問題にみえて…」とか書いてあるのだが、簡単な問題に見えるのではなく、実際簡単である。しかもそれだけでなく「論理を扱う専門家でも間違える」と主張しているから驚愕だ。まてよ、CO2が温暖化の原因だというのはもしかして…
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コメント
> 「A」「K」「4」「5」の4枚のカードがある。この場合に「カードの片側にローマ字の母音が書いてあれば、その裏面の数字は偶数である」というルールが成立していることを確認するには、最小限どのカードをめくればよいか。
という問題の意味がわかりません。トランプカードではないのですよね? 「片側」「裏面」と言っているということは。(もしもトランプカードなら普通はそうはなっていない、というところで、対偶の性質を使いました。:-))
投稿: すのもの | 2009.06.02 20:41
NHKでやってた爆笑問題の番組でも似たようなことやってました。それのパクリかも。ちゃんと解説もされてましたけど...
投稿: ゆいち | 2009.06.02 23:20
私も良く問題の意味がわかんなかったのでググッてみたのですが
・全てのカードには片面にアルファベット、裏面に数字が書かれている
という問題らしい。
アルファベットとして「A」と「K」という、トランプで使われている文字を例示するから余計にわかりにくくなってんでしょうね。
「まずAをめくってみる」という所で、何で最初に1をめくるの?と思った(^^;
「E」「R」「4」「5」の4枚のカードがある。
という問題であれば、この問題文でも理解可能カモ。
投稿: <セルダン> | 2009.06.04 18:01
カードの片面にはローマ字が、その反対側には数字が書かれている――ということは保証されているのでしょうか? そこが不安なので「K」もめくらずにいられませんでした。つまり「K」の裏側に「I」とか「E」とか書いてないことも確認したいのです。
投稿: 破レ傘 | 2009.06.04 23:52
次の酒と年齢のやつまで含めて有名な実験なので,パクリとかそういう話でもないと思います。
投稿: わたやん | 2009.06.05 12:39
私も、最初のコメントを書いたあと、Google などで調べて、いちおう、問題の意味はわかりました。
A は十六進では数字であるいうようなひっかけかとも思いましたが、それは関係ありませんな。:-)
> カードの片面にはローマ字が、その反対側には数字が書かれている――ということは保証されているのでしょうか?
Phinloda さんの元の記事では
> 「カードの片側にローマ字の母音が書いてあれば、その裏面の数字は偶数である」というルールが成立していることを確認するには
とありますので、「その裏面の数字は~」の主語、「その裏面の数字」が存在しない場合にあたります。存在しないものを主語にした命題の真偽は、パソ通時代に某所で尋ねたことがありますが、いまだによくわかりません。一角獣は実在しないという前提のもとで、「一角獣は尾を持たない」という命題は真か、偽か、というような命題です。
投稿: すのもの | 2009.06.05 19:22