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書評: テレビくんにきをつけて

いくつもブログを持っているのでどこで何書いたのか分からなくなることがよくあるのだが、某所に最近書いたような気がするのが、2ちゃんねるのようなネットのコミュニティが普及して失われたものは何かというとマスコミによる情報操作ができなくなったことだ、というような話を書いた。

もっとも、消費者というのは割と簡単にノリだけで行動するわけで、最近店先から納豆が消えてしまったそうで、どうもどこかのテレビ番組が納豆を食べたら云々というようなことを放送したらしい。納豆といえば、納豆を食べたら血液がサラサラになるなんてあり得ない、という話がある。簡単にいえば、納豆にはナットウキナーゼという酵素が含まれていて、これが血栓を溶かすことは知られているのだが、ナットウキナーゼは胃や腸からは吸収できないから、血液中に直接注射しないと効果はないらしいし、本当にそんなことしたら血栓以外のアレとかコレも溶けるのではないかという話があって、詳しいことは「「納豆で血液サラサラ」は嘘 「あるある大事典」とNHKのトリック」で紹介されているのでご覧ください。

さて、これは絵本なのだが、表紙からしてふざけているというか、中はもっとすごい。もちろん幼児向けの絵本だから、大人なら3分で読める内容なんだけど、はて、この本は一体子供に何を伝えようとしているのだろう、と考えると、奥が深すぎる。

テレビくんにきをつけて
五味太郎 著
ISBN-13: 978-4032271706

とりあえずテレビに限らず、話を丸呑みしない、無批判に信用しないということを子供の頃から教えておくのは、よいことで、自分で確かめて、考えてから行動に移す、という感じのオチでどうでしょうか。子供にはかなりウケる本なのだが、読む側の覚悟も問われる本である。

個人的にはかえるくんも…

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